
ペーロン競漕
毎年5月の最終日曜日に、相生市ではペーロン祭が開催されます。
ペーロンの起源は中国の戦国時代に、楚の宰相である屈原が亡くなったことを悲しんだ人民が龍船(白龍)で競漕したことに由来しているそうで、日本では江戸時代に長崎に来航した中国船が船神に風の鎮静を祈ってペーロンを行ったことが始まりと言われています。
その文化が相生に伝わったのは、長崎県出身の播磨造船所従業員によって伝えられ、同社の例祭としてボートレースと共に行われるようになりました。
相生の町と同社の距離感が近かったことから、ペーロン競漕は従業員のみならず町全体に深く浸透し、一つの大きな祭りへと成長しました。
相生市出身の社長もその例に洩れず、自身のチームを立ち上げるほどの熱量でペーロン競争を楽しんでおります。
若かりし頃からペーロンに携わってきた社員だけでなく、他市在住の社員も一緒になってその日は盛り上がって過ごしております。